2016.5.14 氷室京介

 ヒムロックが・・・氷室京介を卒業する・・・
この衝撃的なニュースに、私は愕然とし、一つの時代の終わりを感じてしまったのである・・・
 なんやかんやで氷室京介ファンを自称していながら、実はまだライブには一度も行った事が無い
という事実に自分でもモヤモヤした気持ちがあったのです。そして、最後のライブ『LAST GIGS』
の告知がされたとき、奇しくも同じ氷室京介ファンの高校の同級生から連絡があり、そこで意気投合
して、福岡のヤフオクドームでのライブのチケットを予約したところ無事当選!!興奮が収まらねぇ笑
という事でLAST GIGSにして人生初のヒムロックライブの参戦が決まったのであった。

氷室京介 LAST GIGS in 福岡ヤフオクドーム(現PayPayドーム)

01.Dreamin’
02.RUNAWAY TRAIN
03.BLUE VACATION
04.ハイウェイに乗る前に
05.BABY ACTION
06.ミス・ミステリー・レディー
07.WELCOME TO THE TWILIGHT
08.”16”
- M C -
09.LOVE & GAME
- M C -
10.IF YOU WANT
11.LOVER'S DAY
12.CLOUDY HEART
13.PARACHUTE
14.WORRIORS
15.NATIVE STRANGER
16.MARIONETTE
17.ONLY YOU
18.小悪魔とランデブー
19.BEAT SWEET
20.PLASTIC BOMB
21.WILD AT NIGHT
22.WILD ROMANCE

ENCORE
23.The Sun also Rises
24.ANGEL
25.SUMMER GAME

※MCの位置はうろ覚えなので違っているかもしれん・・・


 氷室京介が引退…この事実を受け入れられないでいた中、とうとう『LAST GIGS』開催が告知去れる。
2014年にその電撃発表があってから、本当なの?という感じでいた私もこのラスギグの告知を見た事で
現実を受け入れた感はありました…
 友人から福岡公演のチケット取れたよ、という連絡を貰った時は天にも昇る気持ちだったね(^^♪
さて迎えた当日、人生初の氷室ックライブという事もあり、期待感がかなりあった・・と思う。友人と
待ち合わせ、座席を確認すると、アリーナ席である!(^^♪実はアリーナ席を取れたのも人生初であり
シレっと興奮する奴がいたようだ(笑)。しかも結構ステージの正面。友人と2人興奮していたところ、
なんと偶然ではあるが別の高校の同級生が夫婦で観に来ており何十年ぶりかの再会をするという奇跡も
起こったのであった。開演前からワクワクが止まらないぜ(^^♪
 さて、開演前にトイレとかグッズ購入を済ませ、ドキドキした気持ちで再び座席に戻る。そして、いよいよ
オープニングのSEが流れ出す・・・
 いきなり「Dreamin’」で始まる。BOOWY時代の選曲にちょっと驚きと、正直少しのとまどいはあった。
僕の中ではBOOWYはあの4人が演奏する事が本来の姿であって、ソロの氷室京介がBOOWYをやる事は
もちろんファンにとっては素晴らしい事なんだろうが、個人的にはBOOWYの曲よりも氷室京介ソロの曲の
方が好きだし、ライブでもソロの曲をやってほしい派なのである。…とはいえ、BOOWYの事を解散後に
聞き出した世代の僕にとってはそれでも初の生BOOWY曲ではあったので、その瞬間はとても感動した、
のは間違いない。さっきのソロとかBOOWYうんぬんは、時間が経ってから冷静になって考えれば…
という事なので当日の私はBOOWYの曲だろうがソロの曲だろうが関係なしに興奮しまくりだったのである(笑)
 ライブ前半はDreamin’から”16”まで、BOOWYの曲オンリーの選曲、嬉しいのだが、そんなにBOOWYの
曲ばっかりだと、ソロの曲は少なくなるな~とか、布袋が弾かないのかい?とか思ってしまう自分もいたりする。
しかしその後アレンジを変えた「LOVE & GAME」でついにヒムロックのソロ曲がついに聞けた(^^♪
やっとソロ曲がキター!!と興奮したのを覚えている(^^♪
 この日は人生初の氷室京介ライブという事もあり、どんな感じなんだろう・・とドキドキして迎えたのですが
意外によくMCで喋ってくれたのは嬉しかったね~(^^♪奇しくも、この年の4月、熊本で震災が起こったばかり。
「熊本大丈夫か?熊本から来てる奴いるのか?こんなとこに来てる場合じゃねえぞ?」とヒムロックなりの
お心遣いを頂き九州人として嬉しい限り。また、今回ライブ活動を引退する事に至った経緯とか、いままでの
音楽活動の思い出話(特にBOOWY時代の、JUST A HEROをリリースした頃の話とか)、名曲「IF YOU WANT」
がNEWS ZEROの主題歌になった敬意とか、色んなことを話してくれたのが素直に嬉しかったのです(^^♪
そんな思ってた以上に長めのMCの後、ライブ後半はBOOWYの曲とソロの曲を織り交ぜた構成で怒涛の盛り上がり
でした(^^♪「NATIVE STRANGER」とか、「PARACHUTE」とか聞けたのも良かったです(氷室の曲なら
何でも嬉しいんですけどね 笑)。本編最後は「WILD ROMANCE」で終了、後半は息もつかせぬ展開でシビれ
ました(^^♪
 そしてアンコール。最初に少しMCがあり、「The Sun also Rises」が贈られる・・この曲、ライブ前に
リリースされたベストアルバム「L’EPILOUGE」にて初めて知った曲ではありますが、歌詞がとても心に刺さる
いい曲です。それを生で聞けたもんだから涙腺がダム崩壊寸前(笑) そして次に「ANGEL」!!ついに始まりの
曲が、ここで来たかい!って感じでテンション爆上がりである(^^♪
 そして「SUMMER GAME」。この曲がライブで最後の曲になる事も多いというのはファンにとっては周知の
事実・・だが、まだアンコール1回目だ。これで終わりって事は…あるんだなぁ(笑)まさかのアンコール1回で
終わりって事で少し残念な気持ちもあったんですが、人生初のヒムロックライブを満喫する事は出来たのである。
 終わってみれば、全25曲中BOOWYの曲が14曲と、半分以上だったので、ソロとしての名曲をもっと聞き
たかったなぁ~というわがままな気持ちもありつつ、これで見納めというとても寂しい気持ちになった夜。
それでも素敵な夜を届けてくれた氷室京介にありがとうを言いたい、そんなライブでありました。
 まあ、これで最後という気持ちを燻らせている私ではなく…(笑)実はこの後…それは次のライブレポートにて。

人生初の氷室クライブの熱い思いをつづったブログ記事があるらしい。⇒ここだぜ